日本式双晶とは、2つの水晶が結晶面を共有し、約85度の角度で接合した水晶のことを言います。
明治時代の日本でよく産出された為、あるドイツ人が日本式双晶と名付け、そう呼ばれるようになりましたが、日本では夫婦水晶と呼ばれていたそうです。
接合部には細かなヒビや液体包有物が存在していて、外観はV字型とハート型と軍配型の3パターンがあります。
また日本式双晶の特徴として、通常の水晶よりも大きく成長する、無色透明のものが多い、六角柱の形ではなく板状に結晶するという点があげられます。
一見板状にカットしたよう見えますが、天然でのこの状態ですので石が好きな方にはおもしろい水晶だと思います。
在庫店舗:心斎橋筋店